つくばリサイタルシリーズ公式ブログ

第10回記念公演は5月22日(土)、つくばカピオにて!

【リサイタルを百倍楽しもう第二弾!】水野修孝:ヴィブラフォン独奏のための三章

こんにちは。

寒さも深まって、本格的な冬の訪れを感じるようになりましたね。

そしてリサイタルもおよそ三週間後に迫り、実行委員の準備も大詰めです。

今日は久しぶりに現代表が筆をとります。

 

さて、【リサイタルを百倍楽しもう】と題しまして

本番で演奏される曲の予習シリーズをお届けしております。

 

今回は第二弾、會田瑞樹さんのソロ

水野修孝作曲ヴィブラフォン独奏のための三章」です!

 

水野先生は1934年生まれ、年を重ねた今も精力的に活動されています。

 

先生は、「これからの音楽は混血の音楽になるだろう」という言葉を残しているそうです。(會田さんのインタビューより)

ポップスやジャズ、クラシックなど様々な音楽がある中で

それらが全部入り交ざって新たな音楽を作っていく、という考えを持っており

ジャンルの垣根を超えた作曲活動を展開しています。

 

この曲は、會田さんの嘱託により作曲されました。

2013年に會田さんのソロリサイタルにおいて初演され、

現在も會田さんの大事なレパートリーの1つとして再演を重ねています。

 

3つの楽章からなり、
水野先生が愛する「鐘」を思わせる響き、ジャズテイストなコード進行、複雑に絡み合うリズムが一体となり、1つの音楽を奏でます。


第1楽章の冒頭部分は鐘を連想させる音色で、短いメロディが反復され

少しずつ変化していきます。

一転、第1楽章後半部分はコミカルで楽し気なリズムが続きます。

 

第2楽章は美しいメロディが注目ポイントです。

のびやかで牧歌的、とても穏やかな時間が流れます。

私が通っていた高校はカトリックのミッションスクールだったのですが

第2楽章を聴いて、学校で歌っていた聖歌を思い出しました。


第3楽章は、第1楽章のリズムをさらに拡大させ、第2楽章のメロディを織り交ぜた、掛け合いの音楽です。

そして最後は再び「鐘」の音で終息していきます。

 

ヴィブラフォンの余韻の長い音やパリッと打点の見える音、

存分に楽しめる曲となっています。

本番が楽しみです!

 

このシリーズは通して読むと、演奏会全体の予習になりますので、関連記事にもお目通しください。

recitaltsukuba.hatenablog.com

 

それでは次回もお楽しみに。

 

宮田 (代表)