こんにちは、つくばリサイタルシリーズです♪
今回は、5月21日(日)に迫った第13回リサイタルに出演いただく、
「葵トリオ」さんのCD紹介第3弾です!
【チケット追加!】
第13回リサイタルのチケットはありがたいことに完売しておりましたが、現在追加申し込みを受け付けております!詳細は申し込みフォームをご覧ください。
CD紹介第3弾では、葵トリオ初のセッション・レコーディングである、
「ベートーヴェン1番、メンデルスゾーン2番」について紹介します。
概要はこちらをご覧ください。
(葵トリオ公式ウェブサイトオンラインショップページに飛びます)
収録楽曲
・L. van ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 作品1-1
1. 第一楽章 Allegro
2. 第二楽章 Adagio cantabile
3. 第三楽章 Scherzo
4. 第四楽章 Finale, Presto
・F. メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 作品66
5. 第一楽章 Allegro energico e con fuoco
6. 第二楽章 Andante espressivo
7. 第三楽章 Scherzo, Molto allegro quasi presto
8. 第四楽章 Finale, Allegro appassionato
試聴した感想
・L. van ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 作品1-1
第一楽章は、流れるような旋律が美しい曲です。初のセッションレコーディングにふさわしいベートーヴェンの「作品1-1」ですが、初めてとは思えぬほど淀みなく息の合った演奏に驚くばかりでした。第二楽章はゆったりとした曲調です。一度は聴いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。チェロとバイオリンの掛け合いにうっとりしてしまいます。ピアノの繊細な独奏も素晴らしいです!第三楽章は雰囲気が変わり、ベートーヴェンらしいスケルツォです。繰り返し演奏されるテーマが印象的な一曲となっています。第四楽章は緩急のある曲調で、最後まで惹きつけられます!!
・F. メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 作品66
こちらは短調ということもあり、先ほどよりも暗めな印象を受けます。しかし暗さの中にも優雅さやミステリアスな雰囲気があり、第一楽章からその魅力に聴き入ってしまいました。第二楽章はゆったりとしていて、絵画のように美しい一曲です。第三楽章は、出だしから疾走感あふれる演奏で、その演奏の正確さにただただ驚くばかりです...!第四楽章は、3つの楽器が溶け合って盛り上がりをみせる、フィナーレにふさわしい一曲でした。
~CD全体を通して~
長調と短調という全く印象の異なる楽曲ながら、葵トリオさんの確かな技術力が巧みに調和した演奏で、最後まで飽きることなくお聴きいただけます。普段クラシックを聴く習慣のない私でも楽しめました!
終わりに
最後まで読んでくださりありがとうございます!
この記事を通して、皆様に少しでも「ベートーヴェン1番、メンデルスゾーン2番」の魅力が伝われば幸いです。
2023年5月21日(日)に行われるコンサートは、葵トリオの演奏が生で聴ける貴重な機会です!ぜひ足をお運びください。
文責:藤森(実行委員会3年)