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皆さんこんにちは。
つくばリサイタルシリーズ実行委員会です。
今回は、前回に引き続き先日実施した出演者インタビューの様子第3弾です。
Tubaの次田さんにお話を伺いました。
Qチューバを選んだ理由やきっかけは何ですか?
中学校の吹奏楽部から始めました。体験入部ではトロンボーンを選びましたが、部員数の多い中学校だったため、パート決めの時に男子が集められ、ジャンケンで負けてしまいチューバになりました。
Qチューバの大好きなところをひとつ挙げるとしたら何ですか?
やっぱり、金管楽器の中でいちばん大きいベルなので、独特な響きがするところです。それはチューバを初めて吹いた時からそれは変わりませんが、どうしてこんな響きがするんだろうというような気持ちで吹いています。
Qチューバが活躍する曲、この曲を聞けばチューバの魅力が伝わる!と思う曲はありますか?
オーケストラならプロコフィエフの交響曲第5番です。この曲は、上手いことチューバを使っています。低い音を吹いていても、ちゃんと活かされているオーケストレーションになっていて好きです。
Qチューバの特性、どんな人が向いている楽器ですか?(体格や性格など)
あまり自分が自分がというタイプではなく、周りを見渡せる人が向いているかなと思います。
余談ですが、オーケストラでチューバ奏者は舞台の上手奥(向かって右側)にいることが多いのですが、チューバ奏者の人は移動の際のバスなどでも右側の後ろの方に座りがちなんです。これはどこの国のチューバ奏者でもあるあるらしく、面白いなと思います。
Q演奏するとお腹はすきますか?
どっちだろうなぁ、、
吹いていると、逆にお腹がすくのを抑えられる可能性もあります。オーケストラでは結構暇な時間があったりします。例えば、ドヴォルザークの新世界という曲では、チューバは2楽章の最初と最後しか出てこなくて、その他の部分は聴いているだけになります。そのような時はすきますが、逆に吹くのが多い時は、意外とそうではなく、逆に空腹感が抑えられているかもしれません。
Qチューバのやりがいや楽しさはどんな場面で感じますか?
チューバは音域がとても広く、オーケストラでも広い音域を任されます。ホルンやトランペット、トロンボーンは(音域が)上のパートと下のパートが分かれていて、特にトロンボーンは普通のトロンボーンとバストロンボーンに分かれていたりもします。ですがチューバはチューバ1つのパートしかなくて、色んな音域を吹きます。大変ではありますが、そこが楽しいところです。
Qもし今チューバに出会った頃に戻ったとしたら、またチューバを選びますか?それとも他にやってみたい楽器がありますか?
音が好きなので、ホルンかチェロをやってみたいです。
とにかく他の楽器がやってみたいです(笑)。
チューバ奏者を引退したらホルンを吹きたいと思っています。兄がホルンを吹いていて、よく聴いていたので、やってみたいと思っています。
Q今までのチューバのイメージを吹き飛ばすプレイはどうすればできるのですか?
やはりチューバは伴奏楽器というイメージが強いので、逆にそのおかげでイメージを飛ばしやすいというのはあるかもしれません。どの楽器もそうですが、「チューバを吹く」という感じではなく、吹く曲から自分のイメージを音にするというのを意識していて、それをする時に、たまたま持っている楽器がチューバだったという感じで吹いています。
さいごにメッセージをいただきました!
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いかがでしたか?
インタビュー後、おすすめしていただいたプロコフィエフの交響曲第5番を聴いたのですが、低音パートが活躍する素敵な曲だったので皆さんもぜひ聴いてみてくださいね♪
文責・大友(国際3年)