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こんにちは!つくばリサイタルシリーズです。ついに12月に入りましたね。開催が近づく第14回リサイタルに向けて委員も絶賛準備中です。
さて、本日は出演者紹介第4弾として、トランペット奏者の辻本憲一さんをご紹介します。
2016年と少し昔の動画になってしまうのですが、Youtubeに掲載されている演奏を参考にさせていただきました。以下のリンクは1分ほどのクリップ動画になっていますので是非お気軽にご視聴ください。
https://youtube.com/clip/UgkxioigAc9oMShJ18tl2rtmFjSM9_2Bcue3?feature=shared
『トランペット協奏曲』というだけあって、トランペットとオーケストラで編成された華やかな曲目です。そしてトランペットのソロがとにかくかっこいい……。
同じ曲の他の演奏とも聴き比べてみましたが、辻本さんの演奏は流麗で力みがない印象を受けました。後ろにはオーケストラ、前には客席と完全に囲まれた状態で独奏なんて小心者の自分は想像するだけでどきどきしてしまうのですが、聴き手にそんな想像をさせない辻本さんのクールな演奏に、プロの凄みを感じました。
その後、オーケストラが合流して演奏は終結に向かいます。指揮者やオーケストラの面々が締めに向けて構え始めると、聴き手の緊張感も否応なく高まってきます。
と、ここで思い出すのは、先日させていただいた辻本さんへのインタビューです(インタビューの詳細は後ほどブログで公開しますのでお待ちください🙇♀️)。辻本さんのお話からは、オーケストラやアンサンブルの中でのご自身の役割意識、そして他の楽器に対する敬意が強く感じられました。そのことを踏まえると、辻本さんの淀みないソロは、オーケストラが加わった重厚なエンディングを引き立てるためにも効果的に働いているのかな?と想像を膨らませて聴いていました。
妄想を語り始めるときりがないので、今回はこのあたりで終わりにしようと思います(笑)。委員としても、いち聴き手としてもより当日が楽しみになりました。今後も当日に向けて情報を発信していきますので少しでも覗いてみてもらえると嬉しいです!
文責:加藤(障害3年)