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ドビュッシー作曲・『小組曲』について

こんにちは。

つくばリサイタル実行委員会です。

今回は、ドビュッシーが作曲した『小組曲』について紹介します。

前回ドビュッシー自身と共に紹介した『月の光』(「ベルガマスク組曲」より)同様、聴いたことのある方も多い曲だと思います。

 

『小組曲』は1888年~1889年にかけて作曲されました。

当初は4手ピアノ(2台のピアノと2人の演奏者による演奏)用に作曲され、後にドビュッシーの友人であったアンリ・ビュッセルによって管弦楽用に編曲されました。

4つの小曲から成り、それぞれ「小舟にて」、「行列」、「メヌエット」、「バレエ」というタイトルがつけられています。

4曲とも三部形式(主部→中間部→主部の再現と終結)という構成で書かれています。

 

まず、「小舟にて」は全体的に優雅で落ち着いた曲です。

ハープの分散和音(アルペジオ)に乗ってフルートのソロによる主部が演奏されます。

途中で弦楽器による躍動的なフレーズが挟まれますが、最後は再び最初と同じような主部に戻って締めくくられます。

次の「行列」は軽快で楽しい雰囲気を持つ曲です。

木管楽器による躍動的な主部から始まりますが、中間部は盛り上がる部分と静かな部分が対比的に現れます。

最後は再び主部に戻り、思い切りよく終わります。

3曲目の「メヌエット」はゆっくりとした優雅な曲です。

木管楽器による短い前奏の後に、ヴァイオリンがメヌエットの旋律を奏でます。

中間部では木管楽器のソロが多数登場します。

最後の「バレエ」は全体的に生き生きとした曲です。

2拍子の楽しい主部で始まり、中間部のワルツへと移ります。

ワルツはすぐに終わり、再び2拍子の主部が再現され、2曲目の「行列」同様に思い切りよく終わります。

この曲には教会旋法全音音階などといった、後のドビュッシーの作風に通じる部分があります。

 

今回はドビュッシーの『小組曲』を紹介しましたが、いかがでしたか?

管弦楽で演奏される『小組曲』についてまとめましたが、リサイタルでは木管五重奏で演奏されます。

ハープやヴァイオリンで演奏されていた部分がどの楽器で演奏されるのか楽しみですね!

以上つくばリサイタル実行委員会でした。

 

文責:M.J