つくばリサイタルシリーズ公式ブログ

2024年6月9日(日) 第2回TRSサロンシリーズ『荒木奏美 染みわたるオーボエの調べ』 チケット→https://teket.jp/1479/33549

出演者演奏紹介③ Hr.日橋辰朗さん

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こんにちは!つくばリサイタルシリーズ実行委員会です。

11月も半分ほどが過ぎ、めっきり冷え込んでまいりました。年末に向けて徐々に忙しなくなってくる季節も、もうすぐそこまで来ているようです。

 

さて今回は、出演者紹介第3弾ということで、ホルン奏者の日橋辰朗さんの紹介をしたいと思います!

 

日橋辰朗さん(ホルン)


今回日橋さんをご紹介するにあたり、視聴した動画がこちらです。

【ホルンアンサンブル】「ファンダンゴ」を本気で演奏してみた! - YouTube

 

ホルン4重奏ということで、非常に多彩なホルンの音を聴くことができます。

また、曲全体の雰囲気としても重苦しすぎず、聴きやすい曲であるように感じます。

 

この動画の日橋さんの演奏について、特にご紹介したいポイントが2点あります!

 

1点目:ソロ部分(2:11~、4:32~)

まずは正統派ソロ部分についてです。

前の奏者からのメロディーを丁寧に受け継いだ上で、さらにボルテージの上がっていくような演奏が魅力的です。華やかで力強く、存在感が光ります。4:32~については、突き抜けつつも広がりのある高音も非常に魅力的です!

 

2点目:特殊な奏法部分(2:55~、5:04~)

続いて、ちょっと特殊な奏法をしている部分についてです。

2:55~の部分はミュートが特徴的な部分、5:04~はフラッター奏法が特徴的な部分です。

2:55~は、「ミュート」と呼ばれる器具をベルに差し込み、序盤は打楽器のようにリズムを刻んでいます。演奏に関してもミュートならではの面白みのある音色で、軽やかな合いの手を演出としています。

5:04~のフラッター奏法とは、通常の演奏とは異なり、巻き舌などをしながら演奏するため、「トゥルルル…」といった特徴的な音になります。5:04~は、それまでの雑然とした曲調の中に、目の覚めるような勢いのあるフラッター奏法が入ることで、曲全体がまとまるような印象を受けます。

 

ホルンは「世界一難しい金管楽器」とも言われており、特殊奏法も混ざるとなると難易度はさらに上がります。そんな曲を吹きこなす日橋さんの技術の高さも伺えますね!

 

以上、ホルン奏者日橋辰朗さんのご紹介でした!

ぜひ第14回つくばリサイタルシリーズで、日橋さんの華やかで多彩な演奏をお楽しみください!

 

 

 

文責:関(日日2年)