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ハイドン:弦楽四重奏曲 第53番 ニ長調 op.64-5 Hob.Ⅲ-63「ひばり」

こんにちは! つくばリサイタルシリーズ実行委員会です!

今回は演奏会でクァルテット・アマービレさんがお送りする楽曲、
ハイドン:弦楽四重奏曲 第53番 ニ長調 op.64-5 Hob.Ⅲ-63「ひばり」
について紹介いたします!

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古典派を代表する作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)は、数多くの弦楽四重奏曲を作曲し、この形式を確立したことから弦楽四重奏曲の父と呼ばれている人物です。
現存する彼の作品は最初の作品(作品1)、最後の作品(作品103、未完)ともに弦楽四重奏曲であり、この演奏形態が彼の生涯を通しての課題であったことがうかがえます。

今回演奏される「ひばり」は1790年作曲。
ハイドンが仕えたエステルハージ侯の宮廷楽団のヴァイオリニスト、ヨハン・トストに献呈された「第二トスト四重奏曲」のうちの一曲です。
1790年はエステルハージ候の死去した年でもあり、30年間に及ぶ彼のもとでの音楽生活に終止符を打った時期でもあります。

「ひばり」という題名は第一楽章の冒頭に現れるヴァイオリンの旋律に由来しており、この主題によるさっぱりとした明るさが演奏会の開幕を晴れやかに告げてくれるでしょう。

楽曲全体の構成は弦楽四重奏曲としては基本的な急−緩−舞−急の4楽章構成となっており、古典派の規範としてふさわしい作品となっています。

ハイドンのほかにメンデルスゾーンウェーベルンとそれぞれ別時代の作曲家が並ぶ今回の演奏会において、
最も古い人物による本楽曲は基本的でありながら既に完成された美しさを見せてくれます。

演奏会ではこの傑作に続いてほかの作品がどのように展開されていくのか、楽しみですね!

本番前に、予習をしてから聴いてみるとさらに面白くなるかもしれません!


ハイドン 弦楽四重奏曲第67番 ひばり

個人的には第三楽章が耳に馴染みますね。第四楽章の中盤に現れる短調も印象的です。

 

それでは、もう間もなくとなってきた1/26(日)を、どうぞお楽しみに!

 

文責:山田(比較文化学類3年)