こんにちは!つくばリサイタルシリーズ実行委員会です。
暖かい日差しが差したかと思えば刺すような寒さに襲われ、春はもう少し先だなあと思う毎日です。いかがお過ごしでしょうか?
さて、普段はアーティストや楽曲についてのお話が多いブログですが、今回はコンサート開催の背後で活動する実行委員に注目した記事をお送りしたいと思います!
つくばリサイタルの活動に約3年携わってきた委員が、活動を通して感じたことを語りました。
普段実行委員って何してるの?コンサート開催までにどんなことが必要なの?そんな裏側が明らかになります!それではどうぞ↓
参加者:宮田(3年、代表)、渚(3年、会計)、岩永(3年、宣伝広報)、大吉(3年、宣伝広報)
宣伝広報活動ってどんな感じ?
宮田:じゃあまず、宣伝広報で大変だったことは?
岩永:今もできてないところはあるけど、大変だったのは、いつ何をリリースするか、ってこと。
ブログや動画なんかのコンテンツ作るのは楽しんでやるけど、いつ、誰に向けて出すか、っていうのが大変だと思いました。闇雲に作ってもとどくわけじゃないし、ターゲットに向けて手段や内容を決めるのが難しいなあと思う。
宮田:ふたりはずっと広報やってもらってるけどどう?
大吉:私コンテンツ作るばっかりで、いつ何をするかっていうの考えてなかったからごめん、って思った(笑)
岩永:任せたら良いのができる、って思って、信頼してるから大丈夫(笑)
やりたいことある人が情熱を持ってやってくれるのがいいなと思う。
宮田:いいねその関係。
大吉:動画つくるとか、簡単にできんやろって思うけど、みんなそれぞれ得意分野があって、楽しんで作ってくれるから、そこで感動するというか。
渚:一晩で動画作った、って言ってた子もいたよね。
大吉:愛を感じる。
宮田:私としてもとってもありがたいと思う。
委員の手作り動画はこちらから見られます!
youtube→つくばリサイタルシリーズ実行委員会 - YouTube
ブログの過去エントリーにはチラシやポスターも
会計のお仕事は?
宮田:会計はどう??お金関係はいろいろ大変だと思うけど。
渚:今年はteketだから、チケットに関するお金のあれこれは楽になったな。
(※第11回から新たな取り組みとして電子チケットサービスteketを導入しました。)
支援金の手続きの、領収書の管理とかは大変だったかな。
岩永:あれは社会勉強になったよね。なかなか学生のうちにできないこと。
大吉:大学の近くに住んでる人ばかりじゃないから大変じゃないのかなって。
渚:けっこう会わないときあるからね。
予定とりつけて領収書のやり取りしたりね…。
運営全体を見渡す代表
岩永:代表は全部に目を光らせないといけないから大変だったよね。
宮田:私はお気楽にやってるから大丈夫なんだけども。
支援金の申請書類作成とかは大変だったね。書類いっぱい書いた。
大吉:いなかったら成り立ってないくらいの、大黒柱的な存在だよ。
岩永:3年間活動してていちばん大変だったのは?
宮田:そもそも開催できるかどうかの心配することかなぁ。第9回からはコロナ禍だったから、まともにできたのは1年生(2019年度)のときだけだよね。
岩永:外部の人と関わることも多いから、連絡を取り合ったりするのも大変そう。
大吉:協賛についてとか、そういうやりとりも代表が中心にやって、公的な顔になってくれてるよね。
宮田:でも、広報と会計はずっとやってくれてるメンバーがいるから任せていいや、って思う。後輩が中心になってやってくれているものは、注意して見つつサポートして。
チケットとか絶対間違えられないし、気を付けてる。
コロナ禍での活動
岩永:第11回リサイタルが活動に参加してから初めてのコンサートだっていう1.2年生もけっこう多いよね。
宮田:たしかに。ぜひ舞台裏をみてほしい。
大吉:ていうか、はやくみんなと会いたい。コミュニケーションがとりにくくなってるというか。顔を知らない人もいるし。
岩永:コミュニケーションはLINEでもできるけど、事務連絡ばっかりで、楽しい話全然できなくて。対面だったら授業どんな感じ、とか聞けるけど。
大吉:私たちは1年生のときは対面で活動してたから、上級生も同期も結構知っているけど、それがない。
宮田:同期間もね、知らないこと多いよね。学類もバラバラだし。関係性がある上でのオンラインは有効だと思うけど、関係性がないところにオンラインは難しいと思う。
大吉:電波しかつながってないね(笑)
SNSやってたから、お客さんとのつながりはあったんだけど。対面でやるときの喜びは大きいというか。絶対対面でやりたいな。
宮田:対面だと「良かった」って言ってもらえるところが一番大きいよね。
大吉:フォロワーとか、数字で追ってるだけだから、実際どう思われているかがわからないし。
岩永:実際にコンサートみて、感動したと思ってもらっても実際にそれを伝えてもらえるのは少ないし。どれだけの人に実際届いているかがわからないのが大変だよね。
大吉:こういう状況だからこそ、演奏会での拍手が今までの何十倍も尊く聞こえる。それを聴くためにやってるというか。もちろん出演者の方に良い演奏をしてもらえるように環境を整えたいのもあるけど、拍手に熱気がこもってるのを感じるのが嬉しい。
宮田:わかる。裏にいても感じるよね。
大吉:それを聴けるから続けられる、っていうのもある。
活動で楽しいと感じることは?
渚:関係者として、ホールの後ろで聴いてる特権も良いなと思う。リハとかも聴く貴重な機会がある。
岩永:リハでさ、ここちょっとあんまりよくないですねー、とか演奏者が言ってるじゃん。なのに本番でぴったり合ってて。すごい、プロだなあって。
大吉:しかもそれでさ、ピリピリしてないじゃん。サインお願いしたりとか、お弁当渡したりとかする時も、和やかに応対してくれて。
宮田:こんな近い距離でプロのアーティストと接するのは貴重だからね。
大吉:アーティストと接するといえば、インタビューも好きな活動だな。
岩永:第11回の出演者へのインタビューも12月にやったんだけど、中井さんたち人柄が素晴らしくて。
大吉:ブログに思わず書いちゃった(笑)
岩永:個人的には、9回の福田さん、高橋さん、會田さんの時が面白かった。それぞれ個性的で。
大吉:個性と個性のぶつかり合いであり、調和であり。
コロナ前は、カルテット・アマービレさんに直接話聞きに行ったじゃん。かの桐朋音大に足を踏み入れて。演奏聞かせてもらって、そのまま話聞くとか。インタビューまとめるのも楽しかった。
(※第8回のインタビューの様子↓)
大吉:アーティストと会話ができるということの意義は大きいな。
そういうの興味ある人は絶対楽しい活動だから、入ってほしいよね。
活動を通して感じた意義
岩永:クラシックって格式ばった印象もあるかもしれないけど、前回のコンサートの時、ラフな格好で見に来てくださってるお客さんもたくさんいて、そういう気軽さっていいなって。
大吉:他のクラシックコンサートとは雰囲気が違うよね、たぶん。小学生みんなで来てくれたり、きょうだいで来てくれたり。
渚:普通そうしようと思ったらだいぶお金かかるもんね。
宮田:それが趣旨だから、いいことだと思う。
だいぶ広まったと思うんだよね。
大吉:吹奏楽経験者って多いけど、意外とプロのクラシック行くかと言われたら、あんま機会なかったし、行こうとしなかったなって。
宮田:無料だったらいいかなって思うよね。
渚:千円とか無料だったら行っちゃうかな、ってなっちゃう。すごいっていうのは宣伝見ててもわかるから。教養つけちゃおうかな、新しいこと始めたい大学生みたいな。
大吉:音楽との出会いのきっかけを提供するっていうのがあるよね。
宮田:そうやってクラシックに親しんでもらえると嬉しいね。
最後に!
宮田:長くなってしまった(笑)
まあ、結論ね、私たち3年間頑張ったっていうことなんだけど(笑)
今後は、大学の他のサークルともコラボしてみたいかな。あと、協賛とか、市民音楽団体とか、外部との関係をもっと構築できたらなって。
大吉:知名度を上げてね。もっと応援してもらえる会になったらいいなって。まだまだだけど、温かい目で応援していただけたら。
宮田:ね。ぜひ温かく見守っていただけると嬉しい。筑波大生にもぜひ広めてほしいね。
岩永:そして、委員には楽しんでやっていってほしい。
宮田:後輩たちに託して、今後もこの会が継続して、つくばの皆さんに楽しんでいただけるコンサートができればと思う!