つくばリサイタルシリーズ公式ブログ

第11回公演は2022年1月23日(日)、つくばカピオにて!チケット購入はteketから→ https://teket.jp/1479/5971

初心者のための弦楽四重奏入門 Part1

こんにちは、つくばリサイタルシリーズ実行委員会です。

 

さて、今日皆さんにお届けするのは、「初心者のための弦楽四重奏入門」です。
演奏会には興味があるけどクラシック音楽弦楽四重奏に触れる機会が今まであまりなかった…という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために今回は弦楽四重奏の編成や使用されている楽器について簡単にまとめてみました!
(かくいう筆者もクラシック初心者でございます…。お手柔らかに…。)

 

弦楽四重奏とは
弦楽四重奏は2本のヴァイオリン、ヴィオラ、そしてチェロによって構成されている室内楽です。古典派から現在に至るまで、室内楽の中でも最も理想的な演奏形態として多くの著名な音楽家たちによって傑作が生みだされました。
(古典派:18世紀中期から19世紀初頭を指します。今回のプログラム中の曲を作曲しているハイドンは、この時代に弦楽四重奏曲の確立に貢献しました。)

 

使用される楽器たち
1、 ヴァイオリン

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画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴァイオリン



弦楽四重奏の中で最も高音域を担当する楽器です。
音色だけでなくその造形にも美しさを感じるこの楽器、実はいつ、どこで、だれが作ったのかということがはっきりしていないんだそう。16世紀の初頭から数十年の試行錯誤を経て誕生したヴァイオリンは、当初は踊りや祭礼の伴奏として庶民に親しまれ、やがて貴族の結婚式でも使用されるなど、100年ほどで音楽楽器の中心楽器となりました。

全長は60センチほど。胴体にはf字型の響孔が空いています。(なぜf字型なのかも諸説あるらしいです…興味深いですね)弦を弓で弾くと駒を通じて振動が伝わり、空洞になっている胴が共鳴して音が出ます。
同じ弦楽器のギターなどと比べると、ネックの部分にフレット(押弦の位置を示す装置)が無いので演奏の難易度は高いですが、その構造のためにより人間の声に近い音色が発せられるそうです。

 

2、ヴィオラ

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画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴィオラ



構造はほとんどヴァイオリンと変わりませんが、ヴァイオリンよりやや大きいサイズで、弦楽四重奏では中音域を担当します。
ヴァイオリンと違い、ものによって胴の長さにばらつきがあり、演奏者が自身の体格や演奏の技術に合わせて選ぶのも特徴だそう。
19世紀以降に改良が重ねられ、現在ではソロ楽器としても活躍するようことがあります。実際の演奏においては高音域のヴァイオリンと低音域のチェロをつなぎ、支える役割を担っています。

 

3、チェロ

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画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/チェロ



最後に紹介するのは低音域を担当するチェロです。
低い音を出すためサイズが大きくなっており、そのため顎で挟んで演奏するヴァイオリンとヴィオラとは違ってエンドピンを利用し立てて演奏します。(このエンドピンは楽器を支えるだけでなく、振動を床に伝え音色を空間に響かせる役割もあるそうです。)
低音楽器ですが伴奏だけではなく独奏でも活躍している楽器です。
男性の歌声のように低く奥深い音色が、演奏に深みを与えます。


弦楽四重奏ではこれらの楽器が活躍し、調和のとれた音楽が奏でられます。

いかがでしたでしょうか。筆者自身も初めて知ることが多く弦楽四重奏にますます興味がわいてきました…。

次回はクラシック好きの実行委員がそれぞれの楽器の魅力を伝える名曲をご紹介します。
是非お楽しみに!


文責:岩永(比較文化学類1年)

参考文献:『一冊でわかる楽器ガイド』(廣兼正明,成美堂出版,2009)
     『楽器学入門 写真でわかる!楽器の歴史』(守重信郎,時事通信社,2015)

 

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