つくばリサイタルシリーズ公式ブログ

2024年6月9日(日) 第2回TRSサロンシリーズ開催決定!

クァルテット・エクセルシオさまへのメールインタビュー

天気のよい休日となりましたが、みなさまはいかがお過ごしになられるのでしょうか。
 
さて、今日はいよいよみなさまお待ちかねの
 
クァルテット・エクセルシオさまへのメールインタビュー
 
です。当委員会からの質問に丁寧に答えてくださいました。
 

Q1. 今回のプログラムで注目してほしい点を教えていただけますか。

 

今回は音と音が重なって行くと、どんな世界につながるのかに注目してもらいたいと思います。音楽は癒しや喜びだけでなく、時に緊張を伴う、音と音が協和しない響きをたどることがあります。しかしその行き先が見えないトンネルを抜けた途端、目の前に広がった世界は格別です。4人の一音一音に込められた響きを最後まで味わっていただけたら幸いです。

 

Q2. 弦楽四重奏の魅力、といったら何でしょうか。

 

4人だけでさまざまな世界が作れることです。繊細なアンサンブルはもちろんのこと、時にオーケストラのように大胆で音色豊かに音作りができます。何よりも弦楽四重奏曲は名作が多く、まだまだ紹介したい作品がたくさんあります。

 

Q3. これまでの演奏活動で特に思い出深いものについて教えていただけますか。

 

思い出はたくさんありますが、最近では昨年のベートーヴェンサイクル(サントリーホール主催)に日本人団体として初挑戦したことです。2週間の期間で5回に分けて、全16曲を演奏しました全てを短期間で演奏することは時に険しい山を登って行くような感覚に陥りましたが、頂上に到着した時の感動は格別で、会場のお客様も一体となった感動的なコンサートでした。

 

Q4. クァルテット・エクセルシオさまは第4回のつくばリサイタルシリーズにも出演していただきましたが、当時の感想や今回に向けてなどつくばリサイタルシリーズについて一言いただけますか。

 

前回出演したときは、学生さん主体での意欲的な企画に目を見張るものがありました。今回はさらにクラウドファンディングで資金集めをすることを伺い、微力ながらエクセルシオとしても協力させて頂きました。今後の展開を含め軌道に乗るまではまだまだ大変だと思いますが、頑張って続けていってほしいですね。

 

Q5. つくばの観客のみなさまにメッセージをお願いします。

 

今回もこのシリーズに出演することができて、大変嬉しく思っています。舞台では音楽と共に、様々な音楽的ドラマが4人で繰り広げられます。それを観て聴いてメロディを追いかけるも良し、リズムやハーモニーの変化を楽しむことも良し。ぜひライブでの弦楽四重奏をお楽しみください!

 
 
クァルテット・エクセルシオのみなさま、
ありがとうございました! 
 
(質問構成:R.S)