こんにちは!
つくばリサイタル実行委員会です。
今回はリサイタル当日に演奏される『木管五重奏より第1楽章』と作曲家・イベールについて紹介したいと思います。
まずはイベールから。
本名はジャック・フランソワ・アントワーヌ・イベールといいます。
1890年8月15日にフランスのパリで生まれました。
両親が音楽に精通していたこともあり、幼少期からヴァイオリンとピアノを学んでいました。
パリ音楽院で学び、第一次世界大戦に従軍した後、1919年にカンタータ(声楽曲の一種)『詩人と妖精』でローマ大賞を受賞しました。
このローマ大賞は当時の若手作曲家の登竜門でした。
その後、ピアノ曲や室内楽曲、舞台音楽など様々な種類の曲を作りながらローマのフランス・アカデミー館長、パリのオペラ=コミック座監督といった役職を歴任しました。
そして1962年2月5日にパリで死去しました。
ちなみにイベールは日本と意外なつながりがあります。
イベールは1940年にフランス政府の依頼により皇紀2600年奉祝曲として『祝典序曲』を作曲しました。
皇紀2600年奉祝曲とは西暦1940年にあたる日本の紀元2600年を祝うために作曲された曲のことで、イベールの『祝典序曲』の他にも曲が作られました。
次に『木管五重奏より第1楽章』について。
これについてはイベール自身にまして得られる情報が少なくて困りました・・・。
実際に聴いてみると、非常に明るくて華やかな曲でした。
ファンタジックな印象も受けて、個人的には好きな曲です。
ここまでイベールと『木管五重奏より第1楽章』について簡単にまとめましたがいかがでしたか?
以上つくばリサイタル実行委員会でした。
文責:M.J