つくばリサイタルシリーズ公式ブログ

2024年6月9日(日) 第2回TRSサロンシリーズ開催決定!

アミューズ・クインテットさんにインタビュー🎶

こんばんは!つくばリサイタル実行委員会です。今回はアミューズクインテットさんへのインタビューをお送りします。ファゴットの井上俊次さんが代表として回答くださいました。

 

以下文章

実:つくばリサイタル実行委員会

井:井上さん

です。


実: 演奏する曲を決める際に大事にしていることは何ですか。

井: コンサートごとにご来場下さるお客様の年齢層や職業(学生、主婦、就労者、定年後の方々等)がある程度予測出来る場合には、お客様のニーズに出来るだけマッチした曲を選ぶようにしています。多くの方に馴染みのある曲を選びつつ、クラシック音楽ファンの方にも満足して頂ける曲を選ぶようにしています。アミューズクインテットは身近な名曲を最高のクオリティーで!を目指しています。

 

実:  今回演奏される曲の中で特に注目して聞いてほしいポイントはありますか。

井:  何と言っても江藤光紀氏の新曲は世界初演なので是非この記念すべきコンサートでその未体験サウンドをお楽しみ頂きたいと思います。昔懐かしい童謡がどこか現代風の薫りに色づいている独特の曲となっています。今まで聴いたことのない和声進行に身を委ねて聴くととても気持ちが良いと思います。

また、ドヴォルザークの代表作である弦楽四重奏曲「アメリカ」木管五重奏版はこの曲を良く知っている方には驚かれると思いますが、4つの弦楽器で演奏する弦楽四重奏には無い、5つの違う楽器の奏でる音色のブレンド感がまるで濃厚なミックスジュースのような味わいになっている美味しさを体験して頂けると思います。

前半に演奏するドビュッシーの名曲も元々ピアノ曲やオーケストラのサウンドが木管五重奏ではどんな風合いになってお客様の心に届くのか、私たちも楽しみにしています。

 

 

実:  今回はオーボエの荒川さんが参加されますが、お互いに不安などはありましたか。

井:  荒川君は今日本の若手オーボエ奏者のトップスターです。荒川君とは既に今年9月に北海道で一緒に演奏しており彼の類いまれな演奏能力と音楽性、人間性にも絶対的な信頼を置いているので何も心配はありません。日本のオーボエ界のレベルは世界に通用するレベルに達しています。世界レベルのオーボエの音色、そして音楽をぜひご堪能頂きたいと思います。

 

 

実:  大学時代の思い出を教えてください。

井:  音楽大学に入学した時点では演奏しても誰もお金を払ってくれないようなヒヨコ同然のレベルの演奏から、4年間で人の心を動かすような音楽家として価値のある演奏ができるまで成長しなくてはいけません。
その為にどういう練習をすべきか、どういう気持ちで演奏すべきか、悩み続けた4年間でした。多かれ少なかれ皆そうだったと思います。
そこには当然競争があり、ライバルがあり、成功もあれば失敗もあります。そういう様々な浮き沈みの中で諦めず自分を切磋琢磨し続けた結果の積み重ねがそれぞれの人生に反映しているのかも知れません。
僕も大学2年の時に挫折しかけてバイクばかり乗っていた時期もありました。それはそれで良い思い出にもなりましたが(笑)。

 


実:  つくばの観客の皆さんにメッセージをお願いします。

井:  つくば市は僕の家からアクセスしやすいこともあり、家族でつくばエキスポセンターや筑波山など何度も訪れた馴染みの町です。
つくば市筑波大学JAXAなどがある日本でもトップクラスの文化都市だと思います。その町でアミューズクインテットが演奏出来る事をとても光栄に思っています。
コンサートへいらして下さったお客様にはアミューズクインテットの演奏を通してリラックスした時間や楽しさ、そして思い浮かぶ様々な事柄に身を委ねて、いつもと違った癒された気持ちになっていただけたら嬉しいです。

 

今回はアミューズクインテットさんのインタビューをお届けしましたがいかがでしたか?

 

これをきっかけにアミューズクインテットさん、そしてつくばリサイタルに興味を持って頂けたら嬉しいです。

 

チケットの申し込みはこちらまで(https://docs.google.com/forms/d/1O8tOm1dMrDYJGUaMtCr13ygA3Jg98sh4sR0zAjiH9CM/viewform?edit_requested=true)絶賛申し込み受付中です!

 

つくばリサイタル実行委員会でした🎶

文責Y・H